2004年 06月 26日
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20,23番/グルダNDRライブ |
NDR(北ドイツ放送)ライブシリーズの1枚。両曲とも1993年5月の演奏会における録音です。
惜しい…。20番の方、演奏はいつもながらの素晴らしさなのに、グルダの椅子(と思われる)がギコギコ軋む音がうるさくて聴くのが辛いんです…。20番に関してはおなじみのDG盤もあるし、ミュンヘン・フィルとのDVDも秀逸だから、諦めるしかないか…。それとも自分が神経質なだけなんだろうか…?
と、悪いことは先に書いたところで、話は23番の方へ。こっちは文句なしに見事!音質も放送録音としてはかなり優秀な部類に入りますし、アーノンクールと共演したTELDEC盤とは全然違うスタイルになっているのが、ファンとしてはありがたいところです。
TELDEC盤にみられた、オケ・パートの通奏低音をピアノで弾く形はここでは採られておらず(終楽章終結部だけ、ffで一緒に和音を弾いてますが)、オケも昔ながらのドイツ風の暖かみがある音。よりオーソドックスな形でグルダのK.488が聴けるようになりました。軽いミスタッチが第1楽章にありますが、気にはならない程度。第2楽章の独白や終楽章の疾走感が、あの心地よい硬質なタッチでめくるめくように展開されていきます。
グルダ・ファンは絶対買いです。って、言われなくても買ってるか…。モンペリエ・リサイタルも早く買わねば…。
■NDR KLASSIK(EMI CLASSICS)/NDR 100072
■モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466,第23番 イ長調 K.488
■フリードリッヒ・グルダ(ピアノ&指揮) 北ドイツ放送交響楽団
■録音:1993年5月2,3日 ハンブルク ムジークハレ(ライブ)
惜しい…。20番の方、演奏はいつもながらの素晴らしさなのに、グルダの椅子(と思われる)がギコギコ軋む音がうるさくて聴くのが辛いんです…。20番に関してはおなじみのDG盤もあるし、ミュンヘン・フィルとのDVDも秀逸だから、諦めるしかないか…。それとも自分が神経質なだけなんだろうか…?
と、悪いことは先に書いたところで、話は23番の方へ。こっちは文句なしに見事!音質も放送録音としてはかなり優秀な部類に入りますし、アーノンクールと共演したTELDEC盤とは全然違うスタイルになっているのが、ファンとしてはありがたいところです。
TELDEC盤にみられた、オケ・パートの通奏低音をピアノで弾く形はここでは採られておらず(終楽章終結部だけ、ffで一緒に和音を弾いてますが)、オケも昔ながらのドイツ風の暖かみがある音。よりオーソドックスな形でグルダのK.488が聴けるようになりました。軽いミスタッチが第1楽章にありますが、気にはならない程度。第2楽章の独白や終楽章の疾走感が、あの心地よい硬質なタッチでめくるめくように展開されていきます。
グルダ・ファンは絶対買いです。って、言われなくても買ってるか…。モンペリエ・リサイタルも早く買わねば…。
■NDR KLASSIK(EMI CLASSICS)/NDR 100072
■モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466,第23番 イ長調 K.488
■フリードリッヒ・グルダ(ピアノ&指揮) 北ドイツ放送交響楽団
■録音:1993年5月2,3日 ハンブルク ムジークハレ(ライブ)
by ucc3apde
| 2004-06-26 17:49
| 交響曲/管弦楽曲/協奏曲